7:00
アルゼットに起こされる。
関節技を決められながら。


7:15
朝食を作らされる。
テーブルには、朝飯を待つ家主と居候仲間が。


7:30
朝食。


7:55
朝食の片づけをやらされる。
てめぇら・・………!!!!


8:15
今日は約束があるってェのに…。
家主と居候仲間に気付かれないように準備。
つってもなァ…。ただ時間になるまで待ってるだけだがな(笑


8:40
っとと…。そろそろ出掛けねェとな…。
くあ・・。と欠伸が1つ。


9:05
まぁ、酒場で待ち合わせなわけなんだが。
コーヒー飲みつつな。
カランカラン......
扉が開く音がした。
やっと来たか…?と思って其方を見ると……カイツだった。
「あっれー。シルファ兄ちゃんだ!」
俺の顔を見るとニッコリ笑い、隣に座った。
「あんだよ?」
「べっつにー?1人?」
カイツは首を傾げて聞いた。…どう答えようか…。(汗)
「…や、まぁ…、今は…な。」
結局曖昧に答えてしまったが。しかし彼女の瞳はそれだけで輝きだした。
「今は?!今はってことはー、……アサギお姉ちゃん?!!!」
うわ出た……orzこいつの困ったところは、こういうミーハーなところ…。
「うっせーよ!!」
俺はカイツの頭をゴツンと殴った。


9:20
「いったー!!!」
俺が殴ると、カイツはぎゃーぎゃーと騒ぎ出した。
カランカラン......
「シルファごめん!!遅くなっちゃった!!」
…やっと来たか…。
そう。カイツの言う通り、俺が待ってたのはアサギ。
「ほらー!やっぱりアサギお姉ちゃんじゃん!」
頭を擦りながらカイツが言った。
当のアサギは首を傾げている。
「ど、どうしたの??」
「なんでもないよー。…ま、お邪魔なあたしは帰ろかなッ。」
ガタン。と立ち上がったカイツ。
「来たばかりじゃないか。」
それに2人っきりにされたらたまらん…(汗)
「やー、だって独り身のあたしにシルファ兄ちゃんとアサギお姉ちゃんのラヴっぷりは身にしみちゃうから…。」
苦笑いをしながら、カイツは酒場を出て行った。
「カイツってば…。」
アサギはそんなカイツの背中を見送った。


9:45
アサギと一緒に酒場を後にする。
何処に行こうか?と話をする。
「…お散歩…。」
アサギがボソッと言った。
「散歩?」
俺が聞き返すと、恥ずかしそうにコクリと頷いた。
…こういうところ、可愛いな。(///)


10:05
アサギの要望どおり、散歩をしている。
今歩いているのは港。
行き交う船。カモメの鳴き声。
アサギと何か会話をするでもなく、ただ黙って歩く。
今日の風は何だか優しい気がする。


10:50
「ねぇ、シルファ。」
不意にアサギが俺に言った。
「あたしってシルファのなぁに?」
キョトンと首を傾げる彼女。俺の、愛しい、彼女。
「いきなりなんだァ?俺に告白しといてよ。」
俺はニヤリと笑いながらアサギに言った。
「だって…。シルファ嫌がってない?あたしのこと…。」
しゅん。
と音が出てきそうなほど俯いたアサギ。
俺はそんな彼女が愛しくて、頭を撫でてやった。
するとアサギの顔が段々赤くなってきた。
可愛い奴…。


11:30
暫し港でアサギの頭を撫でてやっていたが、そろそろ昼飯の場所を捜さなければ。
何処がいいだろうか?
「アサギ。昼飯なに食いてェ?」
俺が聞くとアサギは
「…なんでもいい。」
なんでもいい。は1番困る返答だと、コイツは知っているんだろうか…?
「シルファの、好きなのがいい。」
暫くしてからアサギが言った。…くそッ。可愛い…。
「じゃぁー…、…どうするかな…。」
しかしこうなると俺が悩む。


12:40
結局酒場に戻り、いつも通りの昼飯。
「悪かったな、いつも通りで。」
俺が謝ると、彼女は微笑んで
「いいよッ。全然気にしてないし、シルファらしいから。」


13:55
暫く酒場で話をしていた。
俺のこと、アサギのこと、友人のこと…。
なんでもない話題を、たくさん。
実は俺にとって幸せな時間。
好いてる奴と、隣同士で話が出来るのは…幸せなこと。


15:00
酒場で喋っていると、アルゼットが現れた…。
「・・夕飯、頼んだ。」
それだけ言いに来たらしい。鎌を扉に引っ掛けないように慎重に出て行った。
「……………アルゼット…!!!!!(怒)」


15:30
アルゼットの余計な一言で夕食を作らねばならなくなった俺。
するとアサギが
「買い物付き合うよ。」
と微笑みながら言ってくれた。
…まぁ、仕方ねぇか。
「悪ィな。」


17:00
2人で買い物をして、アサギを送った後。
家に帰って夕食の用意。
つーかなんで俺がこいつらの夕食を作んなきゃいけねぇんだ…。


17:45
出来上がった。
「アルゼットー。スフォルツァンドー。飯!」
俺が一声かけると、のそのそと2人が来た。
「あぁ、やっと飯か。」
「・・よくやった。」


19:00
わかっていたよ。
夕食の片付けも俺がやるってことぐらい…!!!!(ギリリ)


19:30
やっと俺だけの時間。
静かに部屋で本を読む。
この時間が、好きだ。


21:00
風呂に入りに行こうと思った。
すぐ用意して出かける。
温泉に。


23:00
やっと俺の1日が終わる。
今日も平和…だったか?
明日も、あさっても、こんな日が続けば…いい。




―――――――End

シルファ兄ちゃんへ、キリ小説!
こんなんでよかったのかな?!(滝汗)
これからも仲良くしてねー♪

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